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社会福祉法人白十字会
東京白十字病院
〒189-0021
東京都東村山市
諏訪町2-26-1
TEL.042-391-6111
FAX.042-392-7908

整形外科・人工関節センター

 人工関節センター
担当医師:小和田医師
診療日:毎週火曜日
診療時間:14:00~15:00

※お電話にてご予約させて頂きます。

整形外科・人工関節センター

骨・関節・筋・神経から構成される運動器の疾患・外傷・傷害にかかる整形外科全般の診療を行います。
院長をはじめとする常勤医全てが、整形外科の専門医の資格を持っており、特に関節の病気については、手術も含めた総合的な治療を行っています。
 
【対象疾患・症状】
変形性関節症・関節リウマチ・腰部脊柱管狭窄症他
 
【専門・手術・検査】
人工関節置換術・腰部脊柱管狭窄症他
身体障害者手帳等級診断:医療福祉相談室を通して予約制

受付時間および予約について

原則として予約制となりますが、予約がない場合でも受付時間内に来院していただければ診察できます。
初診の方はぜひ1度お電話にてご相談ください。
 
○お電話でのご予約について
 予約は午前のお時間帯(9:30~11:30)のみのご案内です。午後はお取りいただけません。ご了承ください。
 
   予約受付時間:月~金曜日(平日のみ)  
        午前9:00~12:00 
        午後13:00~17:00
       電話:042-391-6111(代表)
  
  ※ 予約の際はお手元に診察券をご用意ください。
 
診察受付時間
月~金 午前8:30~12:00 
 土  午前8:30~11:30
装身具 午前9:30~(予約制)
手術日 月・水・木・金の午後のみ
 

東京白十字病院 脊椎外科診療について

 
  当院では、くび(頚椎),せぼね(胸椎),こし(腰椎)の診断と治療を専門的に行う脊椎外科診療を開始しております。
 脊椎には体を支える支柱としての機能と、その内部を通る神経を保護する役割があります。しかし、加齢と共に脊椎は次第に変形してしまうことが多く、変形した骨や椎間板、靱帯などによって内部を通る神経が圧迫されると手足のしびれや痛みを生じます。また、骨折や腫瘍などが原因となり症状を生じることもあります。これらを総合的に判断し治療を行います。
 脊椎疾患には変形性脊椎症、頚椎椎間板ヘルニア、頚髄症、後縦靭帯骨化症、頚椎症性神経根症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、圧迫骨折などたくさんの病態があり、それぞれ対処法・治療法が異なります。例えば「腰痛」というひとつの症状をとっても、その原因となる病態は様々です。したがってまず正確に原因診断を行うことが重要です。当院では十分に診察を行うとともに、レントゲンやCT、MRIなどの画像検査により原因を特定し、適切な治療法を検討します。そして、患者さまが現在どのような状態で今後どのように治療するべきかを的確に診断し、十分にご理解いただけるよう丁寧な説明を心がけています。
 治療法としては薬物治療、ブロック注射、理学療法(牽引や温熱療法)、装具療法といった保存的治療をまず行いますが、それらの治療では効果が見込めず、ひどい痛みやしびれ、高度の神経障害や歩行障害が続くような場合は、患者さまとよくご相談したうえで手術を行います。手術は十分な知識と経験を持つ脊椎脊髄外科指導医(日本脊椎脊髄病学会認定)が実施いたします。
 診療中、患者様からはよく以下のようなご意見をいただきます。
「脊椎の手術は危険なんでしょう?」
「手術して一時的には良くなってもまたすぐ再発するって聞くけど・・」
「手術して失敗すると車椅子になってしまうと聞きました」
 確かに脊椎外科の手術は常に神経のすぐ近くで操作を行うため簡単ではありませんが、十分に経験を積み手術に慣れた医師が行えば危険なものではありません。
 当科の基本方針は、手術に関しては何よりも安全性や確実性を優先することであり、当科で手術を受けられた方で元々歩行できていたにもかかわらず手術後車椅子になってしまった方はひとりもいらっしゃいません。
 逆に、車椅子に乗られていた方で、手術によって歩行できるようになった患者さまは少なくありません。そのような嬉しい場面にたくさん立ち会うことが出来るように、私達は今後も日々努力をして参ります。
 患者さまにとって脊椎手術は不安を乗り越え一大決心をして望むものだと思います。誰も手術を何度も受けたいとは思わないでしょう。手術が一生のうち一度きりで済むように、確実に一度の手術で痛みを取り除けるよう努力することを当科の基本理念としております。
 腰痛や首の痛み、上肢(うで~手)や下肢(もも~足)が痛い・しびれる、長く歩けない、力が入らない、字が書きにくい、箸がうまく使えない、などの症状があれば、脊椎由来の症状かもしれませんのでどうぞお気軽にご相談ください。
 なお、手術の場合の入院期間は疾患内容や手術術式によって多少異なります。詳しくは担当医師にお尋ね下さい。
 
主な対象疾患
  • 腰椎椎間板ヘルニア・椎間板障害
  • 腰部脊椎管狭窄症
  • 腰椎変性すべり症
  • 腰椎分離症、分離すべり症
  • 頚部脊髄症
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 後縦靭帯骨化症
  • 黄色靭帯骨化症
  • 胸椎椎間板ヘルニア
  • 関節リウマチに伴う脊椎変形
  • 脊柱変性側弯症・後弯症
  • 脊椎外傷
  • 脊椎圧迫骨折
  • 脊椎感染症
など
 
主な手術
  • 頚椎椎弓形成術・椎弓切除術
  • 頚椎前方除圧固定術
  • 頚椎椎間孔拡大術
  • 関節リウマチなどによる頚椎変形・頚髄症に対する除圧固定術
  • 腰椎椎弓切除術・開窓術
  • 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
  • 脊椎インストゥルメンテーション、PLIF、TLIF
  • 圧迫骨折に対するBKP(balloon kyphoplasty:経皮的椎体形成術)
など
 

脊椎外科診療 担当医師紹介

 
担当医師:宮本 洋介
外来診察日
 木曜日午前 受付11時30分まで
 
  • 学会などで休診の場合がありますのでご確認の上来院して下さい。
  • 他院に通院中の場合は、紹介状をご持参いただきますと診療がスムーズです(ご持参いただかなくても診察は可能ですが、必要に応じ過去の治療歴を確認するために後日紹介状をお持ちいただく場合があります)。
  • 現在治療中のご病気のある方は内服薬の確認のため、ご自身のお薬手帳を必ずご持参下さい。
宮本洋介医師は、三楽病院、西多賀病院、帝京大学医学部附属溝口病院など日本を代表する脊椎専門施設にて脊椎外科の研修を受けてきており、インストゥルメンテーション手術(スクリューなどの金属で脊椎を固定する難易度のやや高い手術法)や内視鏡手術を含む多数の脊椎手術を経験してまいりました。
 
【略歴】
H8年 日本医科大学 卒
H8年 日本医科大学附属病院 リウマチ科 入局
H14年 米国 Anderson Clinic 留学
http://www.andersonclinic.com/
H15年 三楽病院 整形外科 医長
http://www.sanraku.or.jp/depart/orthopaedics.html
H18年 独立行政法人国立病院機構 西多賀病院 整形外科(国内留学)
http://www.nishitaga-hosp.jp/shinryo/seikei.html
H20年 帝京大学医学部付属溝口病院(脊椎内視鏡手術研修)
http://teikyo-mizonokuchi.jp/shinryo/seikeigeka0300/
現在 高木病院 青梅脊椎外科センター センター長
http://www.takagi-hp.or.jp/html/s_sekitsui.html
 
【海外研修】
2013.3 Cadaver Workshop in Bangkok MIS Advanced Course
2013.12 Spine Medical Education, San Diego
2014.6 Johns Hopkins Hospital, Baltimore
2014.7 NASS MIS workshop, Florida
2014.10 Washington University, St. Louis
2015.3 XLIF training , San Diego
                      など
 
【資格・学会】
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
日本脊椎・脊髄神経手術手技学会
日本整形外科超音波学会
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