APS療法についてのよくあるご質問をまとめました。掲載しているもの以外でのご質問がありましたら、遠慮なく当院へお問い合わせください。 すべて開くバイオセラピーやAPS療法でひざ関節症は治りますか?APS療法は関節の痛みや炎症を改善することを目的とした治療です。炎症を抑えることで、関節内の軟骨破壊や環境の悪化を防ぐことが期待されています。APS療法による痛みの改善効果はどのくらい続きますか?海外の治療報告によれば、APSを1回注入後、約24ヶ月続くことが報告されています。バイオセラピーとは何ですか?ご自身の細胞や血液成分などを利用する新しい治療選択肢です。当院で提供するバイオセラピーのAPS療法は再生医療法※に基づき所定の手続きを行っています。※再生医療等の安全性の確保に関する法律 APS療法は安全ですか?APS療法はご自身の血液を利用しているため安全性も高く、来院当日に受けられる体への負担が少ない治療法です。ひざを切開することになりますか?ひざの切開は必要ありません。本治療はご自身の血液から抽出したAPSをひざ関節に注入するだけなので、ひざを切開する必要はなく、入院不要で来院当日に治療が可能です。患者さんの負担はヒアルロン酸注射を打つ時とほとんど変わらないものです。効果はどのくらいで現れますか?個人差はありますが、注入後1週間ほどで効果を実感する方もいます。APS投与後に注意することや特別な症状はありますか?個人差はありますが、投与後に腫れぼったさや違和感を感じる方もいらっしゃいます。この場合はひざを冷やして経過をみていただくと、症状は数日で改善します。もし1週間以上継続するときは担当医師までご相談ください。治療後は通常通りに活動してよいのでしょうか?治療後14日間は活動レベルを最小限に、治療前よりも活発にしないことが推奨されます。高齢ですが、治療を受けることができますか?受けることができます。からだに負担の少ない治療なので、高齢でも治療を受けることができます。ただし、ひざ関節の破壊が進んでいるような重度の方は、年齢に関わりなく手術が適している場合もあるので、医師とよく相談することが大切です。なぜ自由診療なのですか?APS療法は保険適用前の新しい治療だからです。APS療法は現在、米国でひざ関節症の患者さんを対象として、有効性を確認する大規模な治験が始まっています。安全性は確立された治療法ですが、有効性はまだ検討段階のため、健康保険が使用できず自由診療となります。しかしながら、今現在、つらい痛みをかかえて、なんとかしたいと考えている患者さんに治療選択肢を提供するため、当院ではこの治療を提供しています。高額医療費や医療費控除の対象になりますか?自由診療のため高額療養費の対象ではありません。医療費控除は管轄税務署の判断となりますが、治療を目的に行われているため、医療費控除の対象になる可能性があります。当院でも医療費控除に必要な領収書を発行しています。