東京白十字病院は、東京郊外の緑豊かな八国山の麓にあります。たまにたぬきを見かけることもあり本当にのどかな土地です。

私も地元の幼稚園、小学校、中学校に通い、縁があってこの東京白十字病院に勤務し、5年前から訪問診療をはじめました。東京白十字病院は1970年代に全国に先駆けて自治体と協力しながら「訪問看護」をはじめた歴史ある病院です。

先駆者からのバトンをしっかり受け継ぎ、地域の方々が最期まで安心して過ごしていただけるように応えていきたいと考えています。

社会福祉法人白十字会 東京白十字病院

院長　安西 宣恵

東京白十字病院は、1942年（昭和17年）に現在の地に設置されました。これまでも医療ソーシャルワーク、集団検診、訪問看護、リハビリテーションの実施や、老人保健施設の設置など他の病院に先駆けて行ってきました。予防、医療、福祉をトータルに提供できる病院であることを目指して、地域と共に歩む病院です。
私たちが大切にしているのは、人間尊重に基づく医療、看護、患者の皆様を心からおもてなしする“ホスピタリティー”の精神です。